埋没法で二重整形を受けた方、またはこれから受けようとしている方が気になるのが「埋没法って取れるの?」という疑問です。
結論から言えば、埋没法の二重ラインは永久ではなく、一定の確率で取れたり薄くなったりすることがあります。ただし、まぶたの状態や生活習慣によって持続期間は大きく変わります。
この記事では、埋没法が取れる確率を期間別にまとめ、取れやすい原因や長持ちさせるための対策を詳しく解説します。

埋没法が取れる確率:期間別データ
複数のクリニックが公表しているデータや医師の見解をもとに、期間別の取れる確率の目安をまとめました。
| 経過期間 | 取れる確率の目安 |
|---|---|
| 1年以内 | 約5〜10% |
| 3年以内 | 約20〜30% |
| 5年以内 | 約30〜50% |
| 10年以内 | 約50〜70% |
ただし、これはあくまで目安です。まぶたが薄く、狭い幅の二重であれば10年以上持続するケースもあり、逆にまぶたが厚い方は数ヶ月で取れてしまうこともあります。
「取れる」とはどういう状態か
埋没法が「取れる」と言っても、いくつかのパターンがあります。
- 完全に一重に戻る:糸が外れて二重ラインが完全に消失する状態
- ラインが浅くなる:二重の幅が狭くなったり、食い込みが浅くなる状態
- 左右差が出る:片方だけラインが薄くなり、左右非対称になる状態
- 三重になる:元のラインとは別の位置に折れ線ができる状態
こうした変化に早く気づくためには、明るい場所で手鏡を使い、ときどき左右のラインを見比べておくと安心です。
埋没法が取れやすい原因
埋没法が取れてしまう原因には、まぶたの状態に関するものと、施術後の生活習慣に関するものがあります。
まぶたの状態による要因
- まぶたの脂肪が厚い:脂肪の厚みが糸の固定力を弱めてしまう
- 皮膚のたるみがある:加齢や体重変動によるたるみが影響する
- 眼瞼挙筋の力が弱い:まぶたを持ち上げる筋力が弱いと、糸に負荷がかかりやすい
生活習慣による要因
- 目をこする癖がある:花粉症やアレルギーで目をこする方は特に要注意
- コンタクトレンズの使用:特にハードレンズは着脱時にまぶたへの負荷がかかる
- 大幅な体重変動:10kg以上の体重増加はまぶたの脂肪量にも影響する
- まぶたに力をかけるメイク:つけまつげやまつげエクステの重みが影響する場合がある

埋没法を長持ちさせるための対策
取れる確率を下げ、二重ラインを長持ちさせるためにできることを紹介します。
施術前にできる対策
- まぶたの脂肪が厚い場合は、脂肪除去と埋没法を併用する方法を検討する
- 幅を欲張りすぎない(広すぎる二重幅は取れやすい)
- 3点留め以上や線留めなど、持続性の高い術式を選ぶ
- 経験豊富な医師を選ぶ(技術力が持続性に直結する)
施術後にできる対策
- 目をこすらない(最も重要な対策)
- 花粉症やアレルギーは点眼薬で対処し、目元への刺激を減らす
- コンタクトレンズは術後1週間以上空けてから使用する
- まぶたに負荷のかかるメイク(つけまつげ等)は控えめにする
- 急激な体重増加を避ける
- 目元のマッサージやエステは避ける
花粉の季節に外出するときは、花粉対策用のメガネをかけて目元に花粉が入りにくくする工夫もあります。
日本眼科学会(公式サイト)でも、目元の健康維持に関する情報が提供されています。
取れてしまったときの対処法
もし埋没法の二重ラインが取れてしまった場合、以下の選択肢があります。
再度埋没法を受ける
よく選ばれる対処法です。前回の糸を除去してから、改めて埋没法を行います。クリニックによっては保証制度があり、一定期間内であれば無料または割引価格で再施術が受けられる場合があります。
切開法への切り替えを検討する
何度も埋没法が取れてしまう方は、切開法への切り替えが選択肢になります。切開法は半永久的な効果が期待できますが、ダウンタイムが長い(2〜3週間程度)ことや、元に戻せないことを理解したうえで判断する必要があります。
そのまま様子を見る
ラインが完全には消えておらず、薄くなった程度であれば、様子を見るのも一つの選択肢です。場合によっては癒着が起こり、自然に二重が定着することもあります。

保証制度を活用するポイント
多くのクリニックでは、埋没法に保証制度を設けています。保証内容はクリニックによって異なりますが、以下のような違いがあります。
| 保証タイプ | 内容 |
|---|---|
| 期間限定保証 | 施術後1〜3年以内の取れに対して無料で再施術 |
| 永久保証 | 期限なく取れた場合に再施術可能(ただし条件あり) |
| 部分保証 | 再施術の施術費のみ無料で、麻酔代・薬代は別途かかる |
- 「永久保証」でも、対象条件が限定されている場合がある
- 保証適用に診察が必要で、医師の判断で対象外になるケースもある
- 保証があるからと安易に広い二重幅を選ぶのは避ける
保証書や施術内容の控えはクリアファイルにまとめて保管しておくと、数年後に再施術を相談するときにも慌てずに済みます。
癒着による定着について
埋没法では、糸で固定した箇所にまぶたの組織が癒着し、やがて糸がなくても二重ラインが残る場合があります。これを「癒着による定着」と呼びます。
まぶたが薄く、幅の狭い二重ラインを選んだ方ほど癒着が起こりやすい傾向があります。5年以上経過しても二重ラインが維持されている場合は、癒着が起きている可能性が高いです。
厚生労働省(公式サイト)では、美容医療に関する消費者向けの注意喚起情報が掲載されています。施術前に一読しておくと安心です。
よくある質問
Q. 埋没法が取れる前兆はありますか?
二重の幅が狭くなる、朝起きたときにラインが消えている、目を閉じたときに糸の結び目が目立つようになるなどの変化が前兆として挙げられます。異変を感じたら早めにクリニックで確認してもらいましょう。
Q. 取れた糸はまぶたの中に残りますか?
基本的に、取れた糸(外れた糸)はまぶたの中に残ります。医療用の糸のため、残っていても健康上の問題はないとされていますが、気になる場合は除去手術を受けることも可能です。
Q. 何回まで再施術できますか?
一般的に、埋没法は2〜3回程度の再施術が可能です。それ以上繰り返す場合は、まぶたへの負担を考慮して切開法を提案されることが多いです。
Q. 花粉症でも埋没法は受けられますか?
花粉症でも施術は受けられますが、花粉シーズンは目をこする頻度が増えるため取れやすくなります。花粉シーズンを避けて施術を受けるか、点眼薬でしっかり対策することをおすすめします。
まとめ
埋没法が取れる確率は、1年以内で5〜10%、5年以内で30〜50%程度が目安です。永久に持続する保証はありませんが、以下の対策で長持ちさせることは十分可能です。
- 目をこすらない・まぶたに負荷をかけないのが最も重要な対策
- まぶたの状態に合った留め方(点数・方法)を医師と相談して選ぶ
- 保証制度があるクリニックを選んでおくと、万が一取れたときも安心
事前にリスクと対策を理解しておけば、埋没法との上手な付き合い方が見えてきます。



