「二重整形をもっと安く受けたい」と考えたとき、多くの方が目にするのがモニター制度です。通常よりも大幅に費用が抑えられるため、魅力的に映るのは間違いありません。
しかし、モニターには費用が安い理由と、それに伴うリスクがあります。安さだけに飛びついて後悔しないよう、応募条件や注意点をしっかり理解したうえで検討することが大切です。
この記事では、二重整形モニターの仕組み・費用相場・応募条件・メリットとデメリットを詳しく解説します。

二重整形のモニターとは?仕組みを解説
美容クリニックのモニター制度とは、施術の写真や体験談をクリニックの宣伝素材として提供する代わりに、施術費用の割引を受けられる仕組みです。
クリニック側にとっては、実際の症例写真を集められるというメリットがあり、患者側にとっては費用を抑えられるという、双方にとって利益のある制度です。
モニターの種類
モニターにはいくつかの種類があり、割引率や条件が異なります。
| 種類 | 内容 | 割引率の目安 |
|---|---|---|
| 写真モニター(部分) | 目元のみの写真を院内で使用 | 10〜30%OFF |
| 写真モニター(顔全体) | 顔全体の写真をWebサイト等で公開 | 30〜50%OFF |
| 体験談モニター | 写真に加えて感想や体験談も提供 | 50〜70%OFF |
| 動画モニター | 施術の経過を動画で記録・公開 | 50〜100%OFF |
割引率が大きいほど、公開範囲や提供する情報量も多くなるのが一般的です。
モニターの費用相場
埋没法の場合、通常5万〜15万円の施術がモニター価格で3万〜8万円程度で受けられるケースがあります。切開法では通常20万〜40万円のところ、10万〜20万円台に抑えられる場合もあります。
ただし、割引率はクリニックごとに大きく異なります。「モニター価格0円」をうたっているケースもありますが、その場合は写真や動画の使用範囲が非常に広いことが多いため、条件をしっかり確認しましょう。
- 割引は施術費のみか、麻酔代・薬代も含むか
- 追加料金が発生しないか
- 保証制度はモニターにも適用されるか
通常価格とモニター価格を比べるときは、麻酔代や薬代も含めた総額を電卓で計算しておくと、実際の差額がはっきりします。
モニターの応募条件
モニターに応募するには、以下のような条件を求められることが一般的です。
基本的な条件
- 施術前後の写真撮影に同意すること
- 指定された回数の経過写真撮影に来院できること(術後3回〜5回程度)
- 写真をクリニックのWebサイト・SNS・院内ポスター等で使用されることに同意すること
- 施術の感想や体験談の提供に協力できること(体験談モニターの場合)
クリニックによって異なる条件
- 年齢制限(20歳以上限定のモニターもある)
- 居住エリアの制限(通院しやすい範囲に住んでいること)
- 施術内容の指定(モニター対象の施術が限定されている場合がある)
- 担当医師の指定ができない場合がある

モニターのメリット
二重整形をモニターで受ける主なメリットは以下のとおりです。
費用を大幅に抑えられる
最大のメリットは、やはり費用面です。通常の半額以下で施術を受けられるケースも珍しくなく、予算に限りがある方にとっては大きな魅力となります。
経験豊富な医師が担当することが多い
症例写真はクリニックの「看板」になるものです。そのため、仕上がりの良さが求められるモニター施術では、経験豊富な医師やベテラン医師が担当するケースもあります。ただし、これはクリニックによって異なるため、事前に確認が必要です。
定期的な経過観察が受けられる
モニターでは経過写真の撮影のために複数回の通院が必要になります。これは一見面倒にも思えますが、定期的に医師に経過を診てもらえるという安心感にもつながります。
モニターのデメリット・注意点
メリットだけでなく、デメリットも把握しておくことが重要です。
写真が永久に公開される可能性がある
症例写真は一度提供すると、基本的に永久に使用される可能性があることを理解しておく必要があります。「やっぱり掲載をやめてほしい」と思っても、契約内容によっては取り下げが難しい場合があります。
日本美容外科学会(JSAPS)でも、症例写真の取り扱いについて注意喚起を行っています。
追加通院の負担
経過写真撮影のために3〜5回程度の追加通院が求められるのが一般的です。通院にかかる交通費や時間も考慮に入れましょう。特に遠方のクリニックを選ぶ場合、通院コストが割引額を上回ってしまうこともあります。
撮影のための通院日は手帳に書き込んでおくと、仕事や予定との調整がしやすくなります。
担当医師を選べない場合がある
モニター枠では、クリニック側が担当医師を指定するケースがあります。「特定の先生にお願いしたい」という希望が通らないこともあるため、事前に確認しておきましょう。
画像加工ができない
症例写真は加工なしで使用されるのが基本です。ほくろや傷跡を消すといった加工もできないため、顔の特徴から身元が特定されるリスクがゼロではありません。

モニターに向いている人・向いていない人
向いている人
- 費用を抑えたいが、信頼できるクリニックで施術を受けたい方
- 写真の公開に抵抗がない方
- 定期的な通院が可能な方
- 施術の経過をきちんと記録に残したい方
向いていない人
- 整形したことを周囲に知られたくない方
- 遠方に住んでおり、追加通院が難しい方
- 担当医師にこだわりがある方
- 写真がネット上に残ることに抵抗がある方
モニター応募時に確認すべき契約内容
モニターに応募する際は、以下の契約内容を必ず書面で確認しましょう。
- 写真の使用範囲(院内のみか、Web・SNS公開か)
- 写真の使用期間(期限ありか、無期限か)
- 掲載取り下げの可否と条件
- 割引内容と支払い方法
- 追加通院の回数とスケジュール
- モニター途中で辞退した場合の取り扱い
交わした契約書や同意書はクリアファイルにまとめて保管しておくと、あとで写真の使用範囲を確かめたいときにすぐ見返せます。
消費者庁(公式サイト)では、美容医療の契約に関するトラブル事例が紹介されています。契約前に一度確認しておくと安心です。
また、国民生活センター(公式サイト)でも、美容医療サービスに関する相談窓口が設けられています。
よくある質問
Q. モニターだと施術の質が下がりますか?
基本的に施術内容は通常の患者と同じです。クリニック側も良い症例写真を残したいため、手を抜くメリットはありません。ただし、担当医師が指定される場合があるため、事前に確認しましょう。
Q. モニター写真で身バレすることはありますか?
目元のみの撮影であれば特定されるリスクは低いですが、顔全体の公開では可能性がゼロではありません。公開範囲をしっかり確認したうえで判断しましょう。
Q. モニターの審査に落ちることはありますか?
はい。モニター募集には定員がある場合が多く、応募者全員が採用されるわけではありません。まぶたの状態やクリニックの方針によっては不採用となることもあります。
まとめ
二重整形のモニター制度は、費用を抑えたい方にとって魅力的な選択肢です。しかし、写真の永久公開リスクや追加通院の負担など、安さの裏にある条件をしっかり理解しておく必要があります。
- モニターは症例写真の提供と引き換えに費用が割引される仕組み
- 写真の使用範囲・期間・取り下げ条件を契約前に必ず確認する
- 安さだけで判断せず、クリニックの信頼性や医師の実績も重視する
モニターを検討する場合は、複数のクリニックの条件を比較し、納得できる内容であることを確認してから申し込むようにしましょう。



