「一重がコンプレックスで、学生のうちに二重整形を受けたい」と考えている方は少なくありません。SNSや動画配信の影響もあり、10代で二重整形を検討する方は年々増えているのが現状です。
ただし、10代・学生が二重整形を受けるには、大人とは異なるルールや注意点があります。保護者の同意が必要なこと、成長期ならではのリスク、そして費用の問題など、事前に知っておくべきポイントは多いです。
この記事では、10代・学生の二重整形における費用の目安、施術の選び方、そして後悔しないために押さえておきたい注意点をまとめました。

10代・学生でも二重整形は受けられるのか
結論から言うと、10代でも二重整形を受けることは可能です。多くの美容クリニックでは、16歳以上であれば施術を受け付けています。中には15歳から対応しているクリニックもありますが、いずれの場合も未成年者は保護者の同意が必須です。
具体的には、以下の条件を満たす必要があります。
- 保護者(親権者)の書面による同意書の提出
- クリニックによっては保護者のカウンセリング同伴が必要
- 施術当日に保護者への電話確認を行う場合もある
なお、18歳以上であっても高校生の場合は保護者の同意を求められるケースが大半です。「成人年齢が18歳に引き下げられたから同意不要」と誤解している方もいますが、クリニック独自の規定として保護者同意を必須としているところが多いため、事前に確認しましょう。
同意書や見積書などの書類は、クリアファイルにまとめて保管しておくと、保護者と内容を確認するときにも便利です。
10代の二重整形で選ばれる施術方法
10代で二重整形を受ける場合、ほとんどのケースで埋没法が選択されます。切開法を10代のうちに受けることは、多くの医師が慎重な姿勢を示しています。
埋没法が選ばれる理由
埋没法は、医療用の細い糸をまぶたに通して二重のラインを作る方法です。メスを使わないため、以下のようなメリットがあります。
- ダウンタイムが短い(腫れのピークは2〜3日、1週間程度でかなり落ち着く)
- 万が一気に入らなければ、糸を外して元に戻せる可能性がある
- 切開法と比べて費用が抑えられる
- 施術時間が15〜30分程度と短い
一方で、埋没法は永久に持続するわけではなく、数年で二重ラインが薄くなったり取れたりする可能性があります。ただし10代の場合、まずは埋没法で様子を見て、成人後に改めて判断するという考え方が主流です。
施術を考え始めた段階なら、アイテープでなりたい二重の幅を試しておくと、カウンセリングで希望のラインを伝えやすくなります。
切開法を10代で受けるリスク
切開法は、まぶたの皮膚を切開して二重ラインを作る方法で、半永久的な効果が期待できます。しかし、10代は骨格や顔のバランスが変化する成長途中の時期です。この時期に切開法で固定してしまうと、成長に伴って不自然な仕上がりになってしまうリスクがあります。
そのため、多くの医師が「切開法は成長が落ち着いてから検討するのが望ましい」と考えています。

10代・学生の二重整形にかかる費用の目安
二重整形の費用は、施術方法や留める点数、クリニックによって大きく異なります。10代・学生向けの大まかな費用感は以下のとおりです。
埋没法の費用相場
| 留め方 | 費用の目安(両目) |
|---|---|
| 1点留め | 3万〜5万円 |
| 2点留め | 5万〜10万円 |
| 3点留め | 7万〜15万円 |
学割を導入しているクリニックでは、通常価格から10〜20%程度の割引が受けられる場合があります。また、大手クリニックでは学生向けの専用プランを用意しているところもあり、両目29,800円といったお手頃な価格設定が見られます。
学割・学生プランの活用
学割を利用する場合は、カウンセリング当日に学生証の提示が求められます。適用条件はクリニックごとに異なるため、予約時に確認しておきましょう。
- 学割・学生プランの有無を事前に確認する
- モニター制度を利用すると、さらに費用を抑えられる可能性がある
- カウンセリングは複数院で受けて比較検討する
- 費用が極端に安い場合は、追加料金の有無を必ず確認する
10代で二重整形を受ける際の注意点
費用や施術方法だけでなく、10代ならではのリスクや注意点も理解しておく必要があります。
成長によるリスク
10代は身体がまだ成長している時期です。特に16〜18歳頃まではまぶたの脂肪量や骨格が変わる可能性があり、施術時に理想的だった二重ラインが、数年後に不自然になってしまうケースも報告されています。
日本美容外科学会(JSAPS)でも、未成年者への美容医療については慎重な判断を推奨しています。
ダウンタイムと学校生活への影響
埋没法のダウンタイムは比較的短いですが、それでも2〜3日は腫れが目立ちます。周囲にバレたくない場合は、長期休暇のタイミングを利用するのが一般的です。
- 施術当日〜翌日:腫れが強く、冷やすことで軽減可能
- 2〜3日後:腫れのピーク、その後少しずつ引き始める
- 1週間後:大部分の腫れが引き、メイクで隠せる状態に
- 1ヶ月後:ほぼ完成形に近づく
術後に冷やす場合は、タオルで包んだ保冷剤を用意しておくと過ごしやすくなります。冷やしすぎには注意し、冷やし方はクリニックの指示に従ってください。
カウンセリングでの確認事項
10代の方がカウンセリングを受ける際は、以下の点を必ず医師に質問しましょう。
- 自分のまぶたの状態で、どの施術が適しているか
- 成長に伴うリスクについてどう考えるか
- 保証制度の有無と内容
- 施術後に万が一トラブルが起きた場合の対応

保護者に相談するときのポイント
10代の方にとって、保護者への相談は大きなハードルかもしれません。しかし、二重整形は医療行為であり、リスクを伴うものです。保護者の理解と協力を得ることは、安全に施術を受けるうえで欠かせません。
伝え方のコツ
- なぜ二重整形を受けたいのか、自分の気持ちを正直に伝える
- 埋没法であれば元に戻せる可能性があることを説明する
- 費用や施術内容について調べた情報を共有する
- 一緒にカウンセリングに行ってほしいとお願いする
厚生労働省の「美容医療サービス等の消費者トラブル防止」ページでも、美容医療を受ける前に十分な情報収集を行うことが推奨されています。
クリニック選びで失敗しないためのチェックリスト
10代で二重整形を受けるなら、クリニック選びは特に慎重に行う必要があります。以下のポイントを参考にしてください。
- 未成年への施術実績が豊富か
- カウンセリングが丁寧で、リスクの説明をきちんとしてくれるか
- 保証制度が明確か(再施術の条件など)
- 費用が明瞭で、追加料金が発生しないか
- アフターケアの体制が整っているか
- 日本形成外科学会や日本美容外科学会の専門医が在籍しているか
国民生活センター(公式サイト)には、美容医療に関するトラブル相談の事例も掲載されています。事前に目を通しておくと、リスク回避の参考になるでしょう。

よくある質問
Q. 中学生でも二重整形はできますか?
一部のクリニックでは中学生(15歳以上)でも施術を受け付けていますが、必ず保護者の同伴が求められます。ただし、成長途中であるため多くの医師は「高校卒業後まで待つことを推奨する」という見解を示しています。
Q. 学校にバレずに施術を受けることはできますか?
夏休みや冬休みなどの長期休暇を利用すれば、ダウンタイム中に登校する必要がありません。埋没法であれば1〜2週間あればかなり落ち着くため、休暇を上手に活用するのがおすすめです。
Q. アルバイト代だけで施術費用をまかなえますか?
埋没法の2点留めであれば5万〜10万円程度のため、アルバイトで貯めることも十分可能です。ただし、万が一の再施術費用も考慮して、余裕を持った資金計画を立てましょう。
貯金の進み具合は家計簿に記録しておくと、目標金額までの道のりが見えやすくなります。
Q. 親の同意なしで施術を受ける方法はありますか?
未成年者が保護者の同意なしに施術を受けることはできません。同意書の偽造は法的トラブルにつながる可能性があるため、絶対にやめましょう。
まとめ
10代・学生でも二重整形を受けることは可能ですが、大人とは異なる注意点がいくつもあります。特に以下の3つは必ず押さえておきましょう。
- 未成年は保護者の同意が必須で、クリニックによっては同伴も求められる
- 10代は成長途中のため、まずは埋没法で様子を見るのが安心
- 費用は埋没法で3万〜15万円程度、学割や学生プランで抑えられる可能性もある
焦って決断するのではなく、複数のクリニックでカウンセリングを受け、保護者と一緒に納得のいく選択をすることが、後悔しない二重整形への第一歩です。



